パラフットボールと
いわれています
CPサッカーは、
立位(自力で立って走れる)可能な
比較的軽度な肢体不自由児者を
対象にして考案された
7人制サッカーで、
立った状態で行う
脳性まひ者スポーツの中では唯一の
チームスポーツで、
国内では通称「CPサッカー」
と呼ばれています。
CPとは英語の
「Cerebral(脳からの) Palsy(麻痺)」の略で、
脳性まひという意味です。
どんな人がやっているの?
杖なしで、歩・走行可能な肢体不自由者で、
脳性まひ、脳血管障がい(脳卒中など)、
脳外傷や頭部外傷(交通事故など)で
脳に何らかの運動障がいが残り、
身体に麻痺がある人を対象としています。
CPサッカーは、
一人ひとり障がいの種類や
麻痺の程度が違うので、
お互いの障がいを理解したプレーが求められ、
補い合ってプレーすることが肝心です。
サッカーは
コミュニケーションが大切なスポーツですが、
CPサッカーはそれがさらに重要になり、
チームワークと
選手同士のコミュニケーションが
大切なパラスポーツです。
CPサッカーのルールは?
CPサッカーのルールは
ほとんど一般のサッカーと変わりません。
・基本1チーム7人
(うち1人ゴールキーパー)で行う。
・フィールドの大きさは70m×50m
ゴールは5m×2m
(少年サッカーとほぼ同じです)
・両手で上からのスローインが
できない人のために、
片手でのアンダースローインを認めている。
・オフサイドルールは適用しない。
・フリーキックなどは、
対戦相手のチームの選手は
ボールから最低7m離れる。
・公式試合においては、
前後半30分、ハーフタイム15分。
・女性も参加可能
(FIFAで定められた
11人制サッカーのルールに
一部修正が加えられています)
公式戦以外では、
健常者も一緒に
ゲームを楽しむことのできるサッカーです